30過ぎてはまってしまったゲイの世界。 エッチの経験値があがるように、恋愛の経験値もあがるのか。
 ランキングサイト

FC2ブログランキングバナー

ランキングに参加しております。よかったら『ポチッ』っと押してやって下さい。
 最近の記事
 プロフィール
 全記事(数)表示
全タイトルを表示
 月別アーカイブ
 カテゴリー
 リンク
ブロとも申請フォーム
 FC2カウンター
 閲覧してくれてる人数
現在の閲覧者数:
無料カウンター
 カウンター

スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

【--.--.--】 スポンサー広告
オチルスイッチ
あぁ…また、長くなっています。
焦らされてるのはお前だけじゃねーんだよっ!って言葉が
飛び交っている気がします(汗
も、もう少しです、きっと。
『ラブホのお風呂』
『この場に及んで駆け引き』
『焦らしてみる?』
に続く第4話目です。


焦らされて悲鳴を上げているのは僕の身体。

スイッチを入れられた挙句お預けを喰らってしまい
彼の下半身で息づくモノが欲しくて堪らない。

その熱く息づくモノの持ち主から感じられるのは戸惑い。
久しぶりのエッチであるとは聞いたものの
どうやらタチるのもあまり慣れていない様子。

それなのにウケからこんなに煽られてしまって
戸惑うのはしょうがないのか…。

「欲しい…」

そう告げられて戸惑われてしまうと掛ける言葉がない。
どう言うか…
思わぬ事態が僕の前に立ちはだかる。



再び口にする「欲しい…」の台詞。
彼からの返事はまだない。

正直に聞くしかないのか…
そんな判断を下して不本意ではあるが彼と会話をする事にした。

「ねぇ、あんまり入れるのは好きじゃないの?」
回りくどい言い方はせずに核心に迫る。
「そんな事はないけど、普段はあんまり入れる事をしないかなぁ」
「そうなんだ。今日はそんな気分だった?」
「う~ん。そこまで深くは考えてはなかったんだけどね」
「そっかぁ。今日はどうします?」
「一志くんはどうしたい?」
「うぅぅ…。やっぱり掘られたいです。やめときますか?」
「うぅん。どうしようかちょっと考えたけど掘らせてもらうよ」
「ほんと!やったね」
「いやいや、ご期待に添えるかは自信ないけどねw」
「そんな事ないでしょう。伊達にジムで鍛えてる訳じゃないでしょうし」
「いや、まじで、掘るのはホント久しぶりだからさ」

交渉成立!(笑)

しかしこんな展開になるとは思ってませんでした。
ってか、掘るの?掘らないの?なんて会話をするのは始めて(笑)
まさか掘らずに我慢ができるとは思ってませんでした。
お風呂でイチャイチャしない?ってメールの内容が
本心だとは思わなかったから確認もしなかったんだよね。

でも、その気になってくれたからいいや。
ゴチャゴチャ考えるのはやめよう。
せっかくスイッチの入った身体が冷めちゃう。

「ゴムとローションはある?」
そんな確認をしてきた彼。
「はいはいはい!ありますよ。ありますともっ」
投げられたボールを拾って戻ってきた犬のように
ゴムとローションを手渡すバリネコww

いつも通りゴムを装着してる間にローションを仕込んで
装着の終わった彼に手に残ったモノを塗り込める。

「どうする?自分で入れる?」

そんな最終判断を迫られた。
いや、別にそんなに悩まなくても良い筈なんだけど
始めから襲うのか、始めは彼のペースでいくのか。
たいした事じゃないんだけどちょっと考える。

僕のペースに巻き込みすぎて引かれてしまっては困るので
始めは彼にペースを握ってもらう事にする。

「う~ん。大丈夫だと思うし、入れられたい」
何が大丈夫なんだよ!とか自分で突っ込みつつも
やっと彼を受け入れる事ができる。

あーだこーだと頭の中で考えるのはもうヤメ。
本能と身体から直で入ってくる快感だけを求めていく為に
考えるスイッチをオフにする。

彼が押し当てられる。
ググっと圧力が掛けられて少しずつ身体が広がっていく。
ちゃんとほぐされた僕の身体は痛みを伴わず彼を飲み込む。
彼を完全に飲み込んだ僕の身体がその大きさに馴染んだ頃
ゆっくりと彼が動き始める。

そう、感触を思い出すように…

腰を動かす感触も…そのスライドの幅も…
ウケの身体の中の熱さも…その柔らかさも…

僕の身体の反応と漏れる声を聞きながら
彼のタチの部分が目覚めてくる。
その意識が彼の腰の振り幅を大きくし
同調するようにスピードを上げていく。

彼の突き上げが僕の快感を増幅させる。
目覚めた彼の本能は僕の喘ぎ声を聞いて更に剥き出しになり
その本能は彼の腰の動きのバリエーションを増やす。

『やりゃあできんじゃん!』
なんて自己中な思いは即消去。
自分で消さなくてもケツからあがってくる快感に
余計な事を考える脳みそが動きを止める。

バイブのような小刻みな動きをしたかと思うと
ギリギリまで抜いて一気に差し込んでくる。

真剣な表情の彼。
下半身から伝わってくる感覚を確かめながら…
目を閉じて…
額に汗を浮かべながら…

その表情に気持ちが落とされる。
出逢った時から好意は持てた。
話せば話すほどそれは深まっていた。
でも、それに気付かないフリもしてた。

『恋愛へのスイッチ』
いつもは擬似恋愛のつもりで
相手のいい所を見つけては惚れて
別れてはリセットを繰り返す僕の脳みそなのに…。

いつもとは違うスイッチが入った気がする。
『うわっ、やばいかも…』
そんな焦りも感じてしまうがもう遅い。

恋愛のスイッチが入ってしまうと
身体のスイッチもより強くつながる。
彼とつながっていると言うだけで快感が駆け巡る。

彼を見つめれば心が落ちていく。
目を閉じれば身体が堕ちていく。

なす術はもうない。


(続く…)


ランキングに参加しています。
いつもありがとうございます。

『FC2ブログランキング』

【2006.05.17】 エロ // COMMENT(5) // TRACKBACK(0)
恋に落ちてきています?
久しぶりな感覚なんじゃ・・・

真っ直ぐに「好き」って思えたり、自分の気持ちセーブしたり、大人になると大変だな~

今後の一志さんの気持ちが楽しみ(^_^)
【05.17】 URL // kiki #- [編集] []
どうしよっかな?
なんて迷っている彼の迷いを瞬時に払拭してしまう師匠の荒技‥じゃない裏技♪
もはや余裕綽々な訳ですよ!
丹念な前戯と絶妙な間合い、期待感いっぱいで、つい冒険したくなる‥、一志ワールドの真骨頂だよね~♪
【05.17】 URL // レン #V0dEQAY6 [編集] []
本当不思議な行為。
お互いの深部を味わうことで心まで交わりたくなる。
今日会った子、そして二度と会わないかもしれない可能性を秘めた名前さえ素性さえ知らない子とのセックスでだってうまく振幅が合えば恋におちる・・・・

それがホントの恋なのか擬似的なものなのかは神のみぞ知る・・・わけですが・・・w
どっちにしろ胸を焦がすような瞬発力に違いはない。
さて一志さんの恋の正体はなんなんでしょう。
いつもとは違った方向で気になる展開ですね★
【05.18】 URL // 恋児 #- [編集] []
彼の手口?
手口って言ったら悪いけど、二人の絡みを盛り上げる、そして、カラダだけじゃなく内面から感情を盛り上げる手口・・・だったりして??
【05.18】 URL // トシ #- [編集] []
>kikiさん

kikiさんにはえらそうな事言っちゃってるのにね。
いざ自分の事となるとどうも動きがにぶくなっちゃいます。
なんでですかね。
心に重いオモリがついてるのかもしれません。
好意くらいだったらいいんですけど
『好き』のハードルは高いです。

>レンさん

こらこらw
荒技って…(笑) しかも裏技なんだww

って「冒険したくなる」って所軽くスルーするとこでしたw
やっぱり銭湯での一件もタツくんがいなかったら…
なんて余計な事を考えてしまっちゃったりする訳です。
レンさんのコメント読んでたら支えてた部分を抜けれそうです。
やっぱりいつになっても誉められるとうれしいですよね。

>恋児くん

ほんとSEXの相性だけは重ねないと分からないからね。
そこが上手く合うと余計に想いが加速するんだ。

でも、身体を重ねた後でエッチの相性は良くないけど
話合いそうだからオトモダチでって後戻りがしにくいのが難点。

『胸焦がす』って響きいいですね。
『胸を撃たれる』ってイメージかもしれないけど
『焦がす』ですね。
きっちりとやけどを負ってしまった感じですから…w

>トシさん

か、彼の手口っすか?w
相手の方がうわ手だったって事か…。
いや~それだったら完敗です。

それが本当だったらいいなぁ…なんて淡い期待を
もってしまったりしそうです。
【05.19】 URL // 一志 #JalddpaA [編集] []












管理者にだけ表示を許可する

| BLOG TOP |
http://kaznosukima.blog.2nt.com/tb.php/209-4fb9cb8b
CALENDER
04 // 2024.05 // 06
S M T W T F S
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -
 コメント
 掲示板付けました

『もっと隙間』

コメントに書きにくい事ありましたら こちらまでどうぞ。
 ブログスカウター

 QRコード
Copyright © 2005 一志の隙間 All Rights Reserved.
Photo by Rain Drop // Template by chocolat* // Powerd by FC2