30過ぎてはまってしまったゲイの世界。 エッチの経験値があがるように、恋愛の経験値もあがるのか。
 ランキングサイト

FC2ブログランキングバナー

ランキングに参加しております。よかったら『ポチッ』っと押してやって下さい。
 最近の記事
 プロフィール
 全記事(数)表示
全タイトルを表示
 月別アーカイブ
 カテゴリー
 リンク
ブロとも申請フォーム
 FC2カウンター
 閲覧してくれてる人数
現在の閲覧者数:
無料カウンター
 カウンター

スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

【--.--.--】 スポンサー広告
春は来ますか?
やっと僕の地域も春らしくなってきました。
下半身はいつも『春』の一志です。
『けつの青いヤツだ』とも言われるので
気持ちはいつも『青春』真っ盛りです(笑。

担当地区が替わってしまったダメージは
僕の生活スタイルにまで影響を及ぼしています。

なにせいくつかのお気に入りの銭湯に行けなくなった分
帰宅が早くなりました。

今の担当地区にもお気に入りの銭湯はあるのですが
仲間比率が低いんですよね。
田舎だから顔見知りのゲイも増えてくるし
動き難いったらありゃしない。

まっ、そんな愚痴を言っててもしょ~がないので
先日の話の続き。

まだの人はこちらからどうぞ。

『次はデザート?』
『シェフのお勧めは?』

って訳で、彼の上に跨るべく助手席に移動して…


そんな僕の行動が意外だったらしく
驚いた表情を見せる彼。

(コノ タイセイハ トクイデスカラ)

タチの役割?なのにウケの彼に跨った僕。
再び彼と見つめ合う。

照れくさそうに笑う彼。

そんな素朴な感じは嫌いじゃない。
でも、僕は目線を外さない。

むしろ、より強く彼を見つめる。
彼から照れた表情がなくなり
同じように僕を見つめ返してきた。

そのまま口唇が近づいて行く。

深いkissを交わして彼が口唇を離す。
そして僕に回していた腕の力を強める。
僕の胸に顔を埋める彼。

「あぁ~、ダメだぁ~」

そんな呟きが聞こえてきた。
うっかりしたら聞き逃してしまいそうな呟き。
でも、ちゃんと聞こえたんだ。

「ん?ど~したの。」

僕の胸に顔を埋めていた彼の肩をもって引き離し
うつむこうとする彼の頭を持って瞳を見つめる。

「ん…」

そう言って、また瞳を逸らす。

(ヨカンガスル… コノ マ オボエガアル)

「ど~したんだよぉ~」

僕が正解を言ってしまってもしょうがない。
かと言って、言わないようにするって気分でもない。
自分の書いた答案の答えあわせをしたい。
それが彼にとって後悔につながるかもしれない。
僕にとってかけがえのない瞬間になるかもしれない。

意を決した彼が瞳を逸らそうとする力を弱めた。
顔を近付けて再び告げる。

「どうしたの?」

「い…、愛しい…」

「…」

今度は僕が黙ってしまう番。

頭を『ガッツ~ン』とやられた感じ。
その台詞は予想してなかった。
僕の好きな言葉。
『惚れた』とか『好き』とかより
かと言って『愛してる』でもない。

『愛しい』

そう言われて、ちょっと思考停止。
大きく息を吸って、脳みそに酸素を供給する。
やっと軽いショック状態から回復をはじめた。

でも『一目惚れ』なんだよね。
そこから始まる恋愛は否定しないけど
その日に告げなくても…って思う。

実際、僕のどれだけの事を判って言ってくれたんだろう。

僕が好きな食べ物は?音楽は?カラオケは?
好きなタイプは?好きな体位は?好きな…

自分と趣味が合わなくてもいいの?

自分の仕事柄、第1印象を良く見せるのは得意。
そんな上っ面の僕を好きになってもらっても嬉しくない。

そんな事が頭の中を駆け巡る。

「ありがとう。」

受け止めるわけでもなく
否定するわけでもない
ずるい答え。

そんな答えを彼に告げて、彼にkiss。

そして、彼の上から降りて、運転席に戻る。
「タバコ吸っていい?」
そう聞いてメンソールのタバコに火をつける。
気持ちを落ち着かせる為の一服。

一口、二口…と吸って
気持ちを落ち着かせてから口を開く。

一目惚れしてもらえた事はすごく嬉しい事。
もっと、僕の事を知ってもらいたいって事。

そして…


友達から始めたいって事。

よく聞く恋愛話で
「友達としてしか考えられない」とか
「友達から始めましょう」って内容をよく見かける。

僕にとって出会ったばかりの彼は『知り合い』
何度も会う事があれば『友達』

そこからしか始められない。
始めたくない。

とりあえず『付き合う』って選択肢もあるけど
わざわざ別れの辛さを選びたくない。
そりゃうまくいけば最高なんだろうけど
『リスク』かなぁ。

って言うよりは、僕が彼に対して
そこまで思い入れる事が現段階としてできないって事。

そんな事を隠さずに
でもキツイ言葉にならないようにしながら話す。

話し終わった僕をみて
彼は目を閉じて、大きく息を吐いた。

(もう少し続く…)

ランキングに参加していますので
よかったらポチっと押しちゃって下さい。

ブログランキング

みなさんのおかげで急上昇しております。
ほんとありがとうございます。
上位の壁を破れるのか?
【2006.03.27】 エロ // COMMENT(6) // TRACKBACK(0)
こんばんは☆またドキドキしながらblogを読ませて頂きました!一目惚れ…実は僕も経験があるんですよ。その人の何を知ってるわけでもないのに…。まぁ突っ走る事はありませんでしたが(笑)やっぱり付き合うならじっくりですね♪あ、それと襲い受と天然受だとやっぱり襲い受がたちになるのかな?(笑)なーんてかんがえちゃいました
【03.27】 URL // しん #H48mISMs [編集] []
>しんさん

おぉ~、しんさんも経験あるんだ。
そう言って貰えて嬉しいよ。
確かに見た目に関しては一目で気に入るけど
内面的な事はわかるまで時間かかるからねぇ。
じっくりとお互いの事を分かり合った上で進めたいですよね。
『襲い受vs天然受』かぁ。
どっちでもいいっすよw
あっ、ウナギくんに登場してもらってもいいけどね(笑)
【03.28】 URL // 一志 #JalddpaA [編集] []

直感・・・第六感・・・って
俺、信じるな~ぁ

瞬間的に・・・
全身全霊をかけ読み取っているものじゃないですかぁ

その結果にはけっして後悔はしないつもり。
俺の経験ではあまり失敗はなかった・・・ハズ。

きっとその彼も一瞬に全身全霊で・・・
一志君を感じとったにちがいないと思うなぁ

だって
君のやさしさ・・・相手を思いやる人間性には
誰だって『愛しさ』を感じるに違いありませんよ。
【03.28】 URL // たかし #- [編集] []
>たかしさん

うぐぅ~。
ありがとうございます。
ちょっと泣けてしまいました。
たかしさんの優しい言葉が不意に胸に飛び込んでしまいました。

実はあまり男の人との恋愛関係には踏み込む気がありません。
その気持ちが自分を傷つけたくないって思いになって
告白される事に臆病になっているんだと思います。
人の好意に対して敏感な所があるので
それを察する事ができた時点で、僕は離れていきたいんだと思います。
SEXをすることで自分を滅茶苦茶にしたいって気持ちがあるくせに
そんな所で自分を守ったりしてる。
なんかバランスおかしいですよね。
はぁ~…。
【03.28】 URL // 一志 #1wIl0x2Y [編集] []
好きなんだなぁ

一志くんのその清らかな涙を。。。。
そっと唇でぬぐってあげたいよ。

さてさて
その彼・・・一息いれて・・・
どうなったのかな?
【03.28】 URL // たかし #- [編集] []
>たかしさん

あ、ありがとう…。
コメントから伝わってくるその優しさで
頑張れそうです。
さて、その彼ですが…。
ウ…ん、想像通りかも。
【03.28】 URL // 一志 #JalddpaA [編集] []












管理者にだけ表示を許可する

| BLOG TOP |
http://kaznosukima.blog.2nt.com/tb.php/179-6c974d5e
CALENDER
04 // 2024.05 // 06
S M T W T F S
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -
 コメント
 掲示板付けました

『もっと隙間』

コメントに書きにくい事ありましたら こちらまでどうぞ。
 ブログスカウター

 QRコード
Copyright © 2005 一志の隙間 All Rights Reserved.
Photo by Rain Drop // Template by chocolat* // Powerd by FC2