この前近くの銭湯に行ったんだ
地元は小さな街なんでどんなに掲示板に書き込んでも
仲間の人が集まることはほとんどないんですが
その日はなんとなくいつもの掲示板に書き込んでおいたら
「俺も行くよっ」ってレスがついた

「珍しい事もあるもんだ」
なんて思いながら、書き込んだ時間に銭湯に出発




書き込んであってもすっぽかされる事もあるんで
多大な期待は持たず
お互いの特徴も知らないままだったんで
出会えたらラッキーぐらいの気持ちでした

露天風呂やらサウナをウロウロしていたら
タイプの人がいたっ！

「ん？でも、どこかで見た事あるなぁ･･･」

と、いつも通りのあやふやな記憶力と戦いながら
観察開始っ！

「どこで見たっけなぁ･･･？」
ってずっと見てたら、目が合ってしまった！

「もう少し観察してから」
って思っていたのに、あとの祭り

でも、おかげで思い出した
やっぱり、銭湯でした

（マチガイナク　オナカマサン　ダヨネ）

そんな確信は持てたものの
相手がそんな素振りを見せない

（サテ　ドウシタモンカ･･･）

選んだ作戦は
「身体洗って後半戦に備える」

作戦成功でした
どうやらその彼も
「たぶん僕で間違いないだろう」
って思ったはず
「でも、もしかしたら人違いかもしれないから
もう一回りしてみよう」
って感じで場内をウロウロしてる

いい感じで僕も身体を洗い終わったんで
あんまり人気のないスチームサムナに侵入

（もちろんその彼が僕が入るのがわかるタイミングでねっ）

やっぱりついて来てくれました
しかも、座った位置が微妙に近い

（ナカナカ　カレモ　ヨク　ワカッテル）

僕の座った位置も計算ずくなんだけど･･･
男に興味のない一般人（ノンケさん）なら
もっと壁際に座るはず

そんな僕の賭けに判りやすい位置を選んでくれた

（ソレナラ　ハナシハ　ハヤイヨン）

ジリジリと近付いて軽く触れる･･･
っていつもの作戦をとっていたら

「こんばんわ。夏にお会いした事ありますよね。」

（ソウキマシタカ）

「あっ、はいっ」

（ソンナ　キュウニ　コエカケラレタラ　アセルジャン）

彼「確か○○ですよね」
僕「そうそう、あの時は連れの人と来てましたよね」
彼「よく見てたねぇ、その通りだよ」

･････････

そんな会話をしていたらのぼせてきちゃいました

彼「露天に行きましょっか」
僕の思いと同じ言葉が彼の口から出てくる･･･

（コンナトキニ　アイショウ　ッテモノヲ　カンジルヨネ）

露天で
お互いの身の上話（まぁ、自己紹介）なんかを
石に腰掛けたり、お湯に浸かったりしながら交わしてく

いいタイミングで
「そろそろ上がりましょうか」
って言ってくれた彼に合わせて脱衣所へ

ちょっとタイミングがずれたので
彼はロビーで待っててくれた

「それじゃあ、帰りましょうか」
って言い出した

（おいっ！今日はそれだけなん？）

なんて思いながらも
「そうですね。また会いましょうね」
「じゃあ、また今度ね」
ってあっさり言う彼に戸惑いつつ
手を振る僕

そんな行動を取りながらも諦めきれない僕は
再度その掲示板に書き込み

『よかったら、メール下さい』
って書いたレスにすばやく反応してくれた

お互いのメアドを交換して過ぎた１週間後
彼からメールがやってきた


（続く･･･）

一志クンの
軽妙でウィットに富んだ筆致スゴクいい・・・スキだよ

聡明でさわやかですこしエロくて・・・ハグしたいな～

今じゃ
俺のオナニーグッズは一志のニッキ！！

そんなに褒めてもらえて嬉しいなっ

少しでもお役に立ててるなら
なおさら嬉しいっす

夜が日に日に寒くなってきたんで
ハグされて寝たいなぁ

ゆっくり読ませて頂きました。すっごい行動的なのに、すっごい優しい文章で、なんかそのギャップが男心をくすぐりますねぇ。 また遊びにきますね。

ゆっくり（じっくり？）読まれたってだけでかなり照れるのに
そんなに褒められると益々照れちゃいます
悩みながらも書いてる甲斐がありました
これからもよろしくお願いしますね

！！！！！！！

続くって　こんなに効力あんのかっ！！
気になるっすぅぅぅぅぅぅぅう！！

うははｗｗ
Ｇ＠ＴＥＮさんの『続く…』にも俺はやられっ放しだよｗ
自分で久しぶりに読んでも続きが気になってたりするんだけどｗｗ

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