「そんな出会いあっていいのか?」「高まる鼓動」「どこまで脱ぐ?」の、続き。
『オチル…scene.4』
「キスで繋がる」
思いがけず出会う事になったガチムチ坊主ヒゲ。
ド・ストライクな男に出会ったってだけ十分なのに
そんな彼が全裸目隠しで部屋に待っている…。
そのシチュエーションが僕の心に妙なスイッチを入れる。
5月あたりから繋がる僕のエッチの流れ。
それがすべて今の状況の伏線だったのかとも考えてしまう。
今の状況は僕に主導権があり、攻める立場。
自分のを舐めさせながら
彼のを足の指で弄っている状況。
雰囲気をぶち壊すような事はしたくない。
次の一手は…
チンポを舐めさせながら聞いた台詞。
「美味いか?そんなにチンポ好きなんか。」
その言葉に大きく頷いた彼。
そんなMの雰囲気の彼に対応すべく僕のスイッチはSに繋がる。
どうなるかわからないが、できる限りの事はやりたい。
そんな覚悟を決めて次の行動に移す。
まずはチンポを彼から抜き取る。
物欲しげな彼の口唇。
半開きの状態はさっきまで僕がいた事を示す。
その口唇を僕の指でなぞる。
舌を伸ばしてしゃぶる彼。
その指をあごのラインに沿って耳へ…。
この前のアニキの動きが今日の僕のお手本。
耳を弄られて気持ちいい素振りを見せながらも
物欲しげな彼の口元。
耳に顔を近付けて、そっとささやく。
「なぁ、キスしたいんだろ。」
外してしまったら一気に盛り下がってしまうような台詞。
でも、外れる気はしなかった。
「うん。キスして欲しい…。」
「ふぅ~~ん。」
ちょっと焦らすような台詞をささやく。
耳を愛撫してた指を再び彼のアゴに持ってきて、上に向ける。
苦しそうにしながらも、その表情はキスを待っている。
ゆっくりと彼の顔に近づいていく。
相変わらずしたままの目隠しのせいで僕を見えないはずだが
僕の呼吸が…体温が…その距離を彼に伝えてるはず。
彼の口唇寸前でわざと止める。
彼が舌を伸ばしてくる。
それに合わせるようにして、僕も舌を伸ばす。
伸ばした彼の舌の震えが彼の興奮を僕に伝えてくる。
舌先が触れ合う。
その僅かな感触ですら相性の良さを感じてしまう。
舌を吸うのか…吸わせるのか…。
一つ一つ目の前に現れてくる選択肢が
ウケる立場ばかりだった僕には新鮮だ。
先に動いたのは僕。
プルプルと震える彼の舌を口唇で包んでいく。
彼の温もりが伝わってくる。
そのまま触れ合う口唇。
すごく柔らかい彼の口唇の感触が快感を連れてきた。
キスを荒々しく交わそうと思ってた意思が
その快感によって温かいものに変わってきてしまう。
本来、まったりとしたSEXが好きな僕としては
柔らかいキスの感触が連れてくる快感が大好き。
だた、このシチュエーションではそれを求める訳にはいかない。
勝手な思い込みだが、今日はそれで行くんだ。
自分に言い聞かせるように気持ちのスイッチを入れ替える。
繰り返すキス。
ただし荒々しく…。
彼の頭を持って僕のペースで角度や深さに変化をつける。
欲しがる彼の口唇の雰囲気を感じながらも
自分の快感だけを追い求めるようにキス。
彼のポッテリとした下唇を甘噛みしたり…
舌で歯茎をなぞったり…
強く彼の舌を吸ったり…
彼はテンションがあがっているのか、息も荒い。
肩も上下して、気持ちの高まりが十分伝わってくる。
『もういいだろ』
そう考えて、キスのテンションを下げつつ、
彼を捕まえるだけだった手を動かしていく。
例のアニキが教えてくれた気持ちいいポイントを
順番に攻めていく…。
ふと、僕の指先に金属の感触が伝わった。
『ん?なんだ?』
思いも寄らぬ感触に焦りが走る…。
(続く…)
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