今日一日中頭の中で
「伊勢崎町ブルース」
が、訳もなく流れ続けていた一志です(苦笑。
♪あなたしぃ~ってる…
シュデュビ…だったか
シャバダ…だったか
そんな謎解きに脳みその処理能力の多くを
奪われてしまっていました。
きっと街にあふれる花粉が目と鼻だけにとどまらず
脳みその中にも入り込んで来てしまっているようです。
そんな事言ってる暇があったら早く続きを読ませろよ。
なんて声が聞こえて来るようなこないような…。
では、続きです(笑)
そんなこんなでやっと辿り着いた二人きりの塩サウナ。
椅子に座るや否や即座に手を伸ばす僕。
眼を閉じて身体から伝わる快感を感じ取る彼。
タオルを持ち上げ始めるデカマラ。
長さは二握り半くらい。
先端にはガマン汁が出はじめてる。
それを指先で亀頭に塗り込める。
先端から縁まで十分塗り広げるのに十分な量。
塗っても塗ってもどんどん溢れてくる。
そんなにチクビが気持ちいいのか。
指で攻められているだけなのに。
溢れてくるガマン汁を指ですくい取って
彼のチクビに塗り広げる。
それをまた同じように塗り広げる…。
「あっ」
ピクッと反応する身体と同調して声が漏れる。
この反応はまさにウケ。
良くてウケ寄りのリバ。
でも、今日はいい。
それでいい。
彼の望むまま徹底的に感じさせてやろう。
そう、心に誓うと、攻め手にも力が入る。
そして彼のチクビに口唇を近付ける。
眼を閉じたままの彼は気付いていない。
『どんな反応をするんだろう』
ワクワクした気持ちだった。
もう少しで彼のチクビに口唇が触れるって時に
すりガラスの向こうに人影が現れた。
『チッ!』
いい所だったが、ここは銭湯。
渋々だが、すばやく手を離す。
扉を開けて入ってきたのはやはりTさん。
誰が入ってくるかを見極めていた僕達は
お互い呆れ顔で見つめ合う。
『しょうがない。ここはきっちり決着付けとかなきゃ』
彼は『一緒に出よっ』
そんな眼で僕を見つめると先に出て行った。
塩サウナに残った僕とTさん。
しばらくの沈黙の後、Tさんが先に口を開いた。
「ねぇ、どうだった?」
(マァ ソウクルワナ)
「全然ダメ。そんな気ないって」
「まじで!ホテル代出すって言ってくれた?」
(エッ?ソンナコトデ オチルト オモッタノカヨ)
「ちゃんと、言ったよ。それでもイヤだって」
「そんなぁ…。一志くん、そこをなんとかお願い」
「無理だよ。もう諦めなよ」
「ウゥゥ…」
うなだれるTさんを残して塩サウナを後にした。
先に出た彼はちょっと心配そうな表情で待っててくれてる。
(ソンナ ヒョウジョウ シテクレルンダ)
「ごめん。待った?」
「うん。ど~したの?」
「ホテル代出すから二人のエッチを見せてくれってさ」
「まじでぇ~。で、なんて返事したの?」
「当然、ばっさりと断ったよ。」
「よかったぁ。」
「当たり前じゃん。今からど~する?」
「とりあえず身体洗わない?」
「い~よ。じゃあ、行こっ」
せっかく盛り上がってきたのに
また、まったりした雰囲気に戻ってしまった。
それもこれもTさんのせい…。
今さらそんな事言ってもしょうがないので
身体を洗って、シキリナオシ。
(続く…)
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