お酒はそんなに弱い方ではない。
むしろ1杯のんだくらいじゃ酔いもしない。
しかも、風呂も入ったんだから、酔ってる訳ではない。
なのに、この眠さは・・・と考えると
昨夜は5時間くらいしか寝てなくて
週末の勤務明けで
今日の長距離ドライブの運転手
ってだけで、十分な理由になる。
お気に入りのエロサイトを巡って十分過ぎる下半身の反応を確かめる。
久しぶりのセックスへの期待と興奮も相まって
すでにスタンバイOKのチンポ。
仰向けだと薄いホテルの布団せいでバレバレなので
ちょっと横を向いて、引き続き君がやってくるのを待つ。
待つ
まt・・・
・・・
「かちゃ・・・かちゃかちゃ・・・」
って音で目が覚めた。
窓から差し込む明るい光。
も、もしや・・・
と時計を見ると、9時は余裕で過ぎている。
( ̄Д ̄;) ガーン
いやいや、確かチェックアウトは11時のはず
と思い出し、それならまだ時間はある
と横を見る。
( ̄Д ̄;) ガーン
「おらんし・・・」
いやいや、シャワーでも・・・
( ̄Д ̄;) ガーン
「おらんし・・・」
なんだか、妙にせつなくなってきた。
1人で起きる朝なんて慣れっこなのに。
いるはずのない君がいない。
荷物はあるから、置いていかれた訳じゃない。
タバコをふかす。
朝はシャワーを浴びるのが日課。
って言ってたのを思い出す。
きっと起こしちゃ悪いと思って、展望風呂に行ったんだな。
って想像ついたけど、
きっと僕が疲れてるのを気遣って起こさずに行ったんだな。
って思えるけど、
それでも、妙にせつない。
とりあえず、風呂でも入って目を覚まそう。
朝食の時間の事を考えるとギリギリの時間だし
とバスルームに入ったら、電気も点かない。
『あぁ・・・鍵を持ってったからなのね。』
とりあえずドアを開けて入れば、見えなくもないから
と、薄暗いバスルームで浴槽に沈み込む。
「あぁ~あ」
って気持ちと
「起こしてくれたらいいのに」
って気持ちが渦巻く。
『お前が悪いねん』
って言い聞かせて、無理矢理自分を納得させた頃
君が帰ってきた。
「どうしたの。ドア開けっ放しで」
「ちゃうねん。鍵がないから、電気点かへんねん」
「あっ・・・そっか。ごめんごめん」
ちょっと拗ねてる僕に
「だって、起こしても起きひんかってん」
と、ダメ押しの一言。
「ごめん・・・」
と謝って、君の肩に頭を乗せたら
「疲れてたんやろ。しゃーないて」
と言いながら、おでこに軽くキス。
「ほんま、ごめん」
と言いながら、ギュってして、ブチュってして
そのまま・・・って狙ったのに
「風邪ひくて」
と引き剥がされた(涙
『ふぅぅぅ・・・』
(続く…)
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