ノブからメールが届いた。

そういや、引越しするって言ってたっけ。
と思い出す。

彼氏と同棲するんだと聞いても
さすがにもうヤキモチは焼けないけど
ちょっと羨ましかったりもする。

「GWそっちに行く用事があるんやけど、どう？」
「なんとか調整できそうだよ」
「んじゃ、飯でも一緒に食べよっか」

ととんとん拍子に話がすすむ。

彼氏も来るらしい。
まぁ、彼氏さんとも会った事はあるし
たまに話題にもでるくらい、好感は持ってくれてるみたいなので（僕も同じｗ）
３人で晩飯食べて、ゲイバーで飲んで、ノブの実家に泊めてくれる
ってプランに乗る事にした。


繁華街の交差点に呼び込みの人たちにまぎれて佇む僕を
ノブはしっかりと見つけたらしい。
（こんな時１８０近い身長はありがたいｗ）

キョロキョロする僕の目の前に懐かしい坊主頭が現れた。

「○ちゃん、久しぶり～」
そう呼ばれるのもなんだか懐かしい。

ノブの知ってる店を２軒ほどはしごして
３人で楽しく飲み明かす。

やっぱり、自分がしゃべるよりも
しゃべってるのを聞いてる方が楽しいなぁ。
と、話題豊富なノブをポケーと眺めてたら
彼氏さんに不思議そうな顔をされてしまったｗ

過去の僕とノブとの関係を知ってるのか知らないのかは確かめてないけど
ゲイが知り合うんだもん、そこら辺は・・・ねぇｗ
まぁヤキモチ焼かれるのもメンドクサイし
そこら辺は上手くスルーして大人の対応はありがたい。

幸い彼氏さんとも話しは合うので
ノブがママと話している間は２人で話してみたりで
気が付きゃもう夜中の３時（汗

男３人でタクシー乗り込んで、実家におじゃまする。
ひそひそ話のテンションなんて懐かしいねぇと思ってみたり
カミングアウトしてないのにこの３人の関係って
説明難しいよなぁと思ってみたりしつつ
朝ごはんまでご馳走になって、出発。

「日帰り温泉一緒に行く？」
ってノブの誘いに、
「２人のおじゃまじゃなければｗ」
と、ちょっと控えめな返事をしつつ
デカマラと聞いてた彼氏のチンポも気になってた僕は
実は行く気まんまん（笑）

日ごろ銭湯で鍛えた、さりげな～くチラ見を実践しつつ
再会の時間も終わりを告げる。

好きって気持ちが上手く整理ついてた事がわかってよかった。

これからは友達として、末永くよろしくね。

そんな気持ちになれた、GWのある日の出来事でした。

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>秘密メッセージくん

おっ・・・！ども、久しぶりｗ

まぁ、結局のところ、思い出は美化されていくもので
大切な淡い記憶として、残っていくんだと思います。
少なからず、僕のゲイ人生に影響を与えてくれたノブですし
これからも、大切な友人として、付き合っていきたいと願ってます。

まぁ、しかし、色々人間関係大変なんだね。
そんなに構われた事がないので、びっくりなんですけど
彼一筋を貫こうとするその気持ちがあれば
きっと大丈夫なんでしょうね。

新たな恋かぁ・・・。
まだまだそんな予感でもないですよｗ

なにやら気持ちの整理がついたようでなによりですｖ
一志さんて身長、180近いんですね。
羨ましいったらありゃしないです。
ボク、人込みだと埋もれちゃいますからｗｗｗ
日帰り温泉でのことが聞きたかったりします♪

>たくとくん

ですね。
まぁ思い出ですから、少しずつ美化されていくんだと思います。
（そのせいで次のハードルが高くなるとも言いますがｗ）

身長ねぇ。
こればっかりはほんと両親の遺伝子と食事に感謝って感じです。
でもね、時々
立ったままギュってされて胸に顔を埋めたいとか、
見下ろされてイイコイイコされたいとか、
ちっちゃい願望があったりします（笑）

日帰り温泉はねぇ。
ぜんぜん普通のノンケ３人組って感じの入り方しちゃったので
はぶいちゃいました(汗

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