そんな、彼からの一言
「そこにかかってる衣装着れる?」
ん?
ここにかかっている物と言えば
白のメイドさんのエプロンですが…
ソレガゴキボウデスカ?
着れない事はないですが
見るに耐えないと思いますヨ
だって、どんなに下に着けても見えますよ
(金太郎が着けている前掛けは真ん中に「金」の文字ですが
僕の場合は、その下に「金」がミエルノデスガ)
こ、これは何プレイですか?
きっと、コスプレじゃなくって
羞恥プレイですよね…
よっしゃぁ~~~~~!
ここまできたら何でもやりましょう
って、心に決めてベッドで彼を待つ自分…
もちろん、鏡は見れません
(いまの所女装趣味は持ち合わせておりませんので)
とは言え、改めて回りを見渡してみると
ベッドの両脇に見慣れない棒が2本
そして、その先端からゴムのワッカが付いています
そー言えば、部屋の入り口に店長お勧めの部屋
とか、書いてあった気がするのですが…
(テンチョウサンハ ソンナシュミガ オアリデスカ?)
いやいや何事も経験ですし
もちろん彼が使うと言わないことも考えられますし…
なんて、想像を働かして待っていると現れました
別に変身はしていなかったので安心ですが…
「それじゃ、一志くんそこに寝っ転がって」
って言われ、そのまま足を持たれてズルズルと
例の棒の中間地点に到着
「どうする?」
とも聞かれず、両足をそのゴムのワッカに通されました
「いやぁ~、両足を自分で支えなくても良いから楽チン」
って、おいっ!
そんなわけないじゃん!
この腰の位置を維持するのは結構腹筋使うんだよねぇ
そんなココロの声は届く筈もなく
ローションを使ってケツを愛撫する彼
「あんまり集中できないんだけど」
なんて思いながらも、時折やってくる快感を楽しんでおりました
と、その時、彼が
「ねぇ、これ入れてみて良い?」
って取り出したのは、ローションの入っていたボトル
「いやいや、ダンナ、めっそーもござーやせん
アッシのケツはまだまだ未熟者でやんすので
そんな、缶コーヒーくらいの太さの物は無理ですぜぇ」
なんてセリフをはく暇もなく
「まぁ、痛かったらやめるからさぁ…」
ですと
「ムリムリムリ」って、ココロで叫ぶ声
「メリメリメリ」って、突っ込まれるボトル
どっちの音が聞こえたかは知らないけど
無理なものは無理でした
まぁ、なんとか無理な事をわかって貰えまして
ついにゴムを着けて挿入へ
さて、メールでやり取りしてたような
あんな体位やこんな体位まで楽しみぃ~
なんて、ワクワクしながら彼のを受け入れた僕
正常位で、
ヤンヤヤンヤ
ワッセワッセ
と、掘ってくれる彼の様子が…
なんやら、いきそうな気配
まさかねぇ…
と、突然動きを止めた彼
(うんうん、ここでポジションチェンジやねっ)
なんて考えてる僕の耳に
「ふぅ~、気持ち良かったヨ」
キモチ ヨカッタ ッテ イイマシタ?
orz
お疲れ様でした
もう、僕はいかなくてもいいので帰りましょ…
いいっすよ
僕のケツで気持ち良いって思ってもらえたのなら
なんとも、お粗末な結果で
映画の予告編を見たらすごく面白そうだったんで
見に行ったら
面白いとこはそこだけだった…
って、感じでした
なんともしようがないよね、こればっかりは
だって、映画みたいに見に行った人に聞けないじゃん
「この彼のSEXはどうですか?」
なんてねぇ~
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